設計の工程
01.設計図から図面の調整・訂正
お客様からいただいた設計図書に基づき、製造時に必要な情報の追加や訂正を行います。また、実際の施工の際の条件を勘案し、適切な製造図面に仕上げていきます。
02.材料手配
製造に必要な部品は、お客様からの部品手配をいただくか、鋼版をメーカーから調達いたします。鋼版は使用箇所によって長さ、厚さ、材質がひとつひとつ異なり、それぞれが仕様を満たしているかの確認が必要となります。
03.加工・穿孔
手配された素材に対して、面取り、穿孔(穴あけ)、溶接などによる加工を施していきます。ここでの加工精度は最終組み立て時に影響してくるため職人の技術力が重要な工程となります。
04.組立・溶接
個々の部品をボルトや溶接などによって組み立てていきます。また、組み立て時のひずみ矯正などを行います。この段階で橋梁部品としての形状が出来上がってきます。
05.塗装
組立てた部品を塗装します。塗装時には、サンドブラストといって細かい砂を構造物に吹き付け表面に小さな凹凸を作ります。この工程を経ることで錆を落とし、塗料がよりよく付着するようになります。
06.輸送
弊社大型貨物運搬車両や船便で目的地まで出荷いたします。和歌山港の岸壁すぐ近くに立地する弊社工場は、海上輸送にも最適な立地にあります。